松山市立拓南中学校PTA本部/広報部

PTA会長挨拶

「まだ「半魚人」ですか？」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 PTA会長　浅海　誠

　昨年度から引き続きＰＴＡ会長を務めさせて頂きます浅海と申します。本年度もよろしくお願いいたします。
　中学生の３年間は、本当に忙しく、あっという間に過ぎます。その中で、先の2年間はコロナ「禍」、毎日が手探りの日々、皆さんも不自由な生活を経験しました。今年は感染対策をしながらもいろいろなイベント、大会なども開催され、コロナ「過」に向けて、活動が再開されています。今までの経験は、将来きっと皆さんの役に立ちます。過ぎてしまった事、出来ない事を嘆くより、今出来る事を考え、実践し、充実した時間を過ごして下さい。
　私は普段からラジオをよく聞きます。テレビも好きですが、見始めると集中して何も手につかなくなります。その点、ラジオは聞き流すことが出来て、忙しくても手を動かすことが出来ます。また、週末に長距離を車で移動することが多く、好きな音楽を聴くのもいいのですが、ラジオから聞こえてくる、人の声や会話が楽しく、時にハッと気づかされることもあります。
　昨年度の卒業式で、『「歩く」の字は「少し」「止まる」と書きます。疲れた時、止まって少し休むことも大事です。そうすれば、また元気に歩き出せます』というお話をさせて頂きました。この話は、以前ラジオで聞いて心に残っていたものです。
　タイトルの「半魚人」というのは歌の名前です。最近聞いたラジオの中で一番印象に残っている曲です。ＦＭ愛媛の「ココロにツボ！」という番組のパーソナリティー、松本隆博さんの曲で、『数億年かけて「人」は「魚」から進化した。ヒレは手足になって、水から上がりしゃべれるようになった。けれども、自由になった手足で暴力をふるったり、自由にしゃべれる言葉で傷つけたりしているうちは、まだ「人」になり切れていない「半魚人」じゃないかい？』というような内容でした。皆さんはどうですか？「魚」から笑われないように、優しく思いやりのある「人」になって下さい。（松本さんは、皆さんもよく知っている芸人のお兄さんで、松山市を拠点に活動をされているそうです）
　保護者の皆様、関係各位様、今年は感染対策を行い、形を変えながらも、少しづつＰＴＡ活動は再開しています。まだまだ不自由なこともありますが、子供達と保護者の皆様の心に残る中学校生活になるよう、知恵を絞って活動を進めていきたいと思います。
　ＰＴＡとは、Ｐパァと、Ｔ楽しく、Ａ集まろう！の気持ちで活動を！と聞いたことがあります。1年間楽しい活動となりますよう、ご協力をよろしくお願いいたします。

PTAのしくみ

PTA会員は拓南中学校に在籍する全ての生徒の保護者及び教職員で構成されています。
役員の中には「理事」「常任理事」「本部役員」があり、それぞれの関係は組織図のとおりです。