教育懇話会

H14年3月6日(水) 15:00〜   まんぷくルーム

学校より(校長先生)

  • 来年度より、授業数が年間70時間減る。総合的な学習が3・4年生は105時間、5・6年生は110時間となる。(今年度は80時間)
  • 来年度は道徳教育の研究校となっている。心が育てば学習も伸び、成果も上がると期待される。
  • 土・日曜日の休日…基本的な生活習慣を身に付け、自己の力により生活リズムを形成してほしい。
    家庭の団欒を大切にし、地域・学校の手助けにより、楽しく過ごせるように考えていきたい。
  • 授業数削減…学校で学んだことを、家庭で予習・復習することで補うことも必要になってくる。
  • 地域について…子どもたちが安心して遊べる場所であって欲しい。

土・日曜日の過ごし方、現状はどうか?
 <学校>
  • 運動場は開放しているが利用者は少ない。(体育館の開放はしていない。)
  • 来年度から、体育館・教室(図書学習センター・家庭科室等)の開放も前向きに考えている。
 <家庭>
  • 遅くまで寝ている。
  • 公園へ遊びに行く、実家へ泊まりに行くなど工夫している。
  • 家族で出かける(動物園・こどもの城など)ことが多いが、学校を公民館のように使えたら気軽に遊べるようになるので助かる。
  • 友だちとコミセンなどに遊びに行くことも…。(高学年)写真1

 <松前町では…(講師)>

  • 「親子で遊ぼう」という講座を開いている。(クッキング・パソコン・紙飛行機教室・父の日プレゼント作りなど。)
  • 来年度は、子どもたちが過ごしやすい環境、選択できる活動を考えている。
フリートーキング
  • 学校で、子どもたちの意見をもっとディスカッションして欲しい。(地域の方)
  • 地域の中には、子どもと遊んでくれる人もいて、大変ありがたい。(保護者)
  • 生きる力を育てるためにどのように育てていったら良いか?学校・地域で協力して、子どもたちを育てていく事が大切。(講師)
  • 保護者も地域に貢献し、休みの過ごし方については、地域や学校に任せるだけでなく、親も一緒に考えるようにしたい。(保護者)
  • 引きこもり・反社会的な行動をとる子どもが思春期から増えている。まず、家庭で休業日の過ごし方を考え、話し合うことが必要。子どもを見つめなおし、良いところは誉めてやるなど、しつけ面も大切にしてほしい。(地域の方)
☆休業日に何かをするとしたら、場所は…?
  A:学校の運動場・体育館・家庭科室・図書室など、責任者を決めれば開放は可能。
☆週5日制になったら、学童保育はどうなるのか?
  A:児童クラブは、土曜日も開ける方針。
☆総合的な学習について、テーマを考えて子どもたちの力を伸ばしていくというが、そのテーマを考えられない子どもがたくさんいる。どう指導するのか?    
  A:テーマは学年によって、ある程度決まっている。自分たちが体験した中から自然と出てくる疑問をテーマとして、学習につないでいく。
写真2

<講師より>

  • 地域・PTA・学校が三位一体となって考えていくことに意義がある。
  • 子どもの活動は大人も学ぶことがある。地域は共同体。
  • 無理せず自然体で、子どもに何かしてあげようというのではなく、学校と地域と家庭が一体になることが大切。
<参加者の感想より抜粋>
  • 校区内に、これほどたちばな小学校の子どもたちのことを考えておられる地域の方がいらしてくださるということに、とてもうれしく、感動しました。竹とんぼを作ってくれたり、いろいろなお知恵をもたれていたり、とても、積極的に子どもたちと関わることを望んでくださる方がたくさんいらっしゃるのですから、たとえば、「今日はみんなで竹とんぼを作るから希望者は運動場に集合!」とか「伊予万歳をおしえます。」とか、希望者で参加する親子が協力して、秩序を守りながら学校が地域で気軽に使えるようになれば良いと思います。(保護者)
  • 週5日制について まずは、児童の生活の実態調査が必要でないか? 児童対象・保護者対象のアンケートがあれば対応策を具体化しやすい。(地域の方)
  • 体育館は開放して欲しいです。土曜日、友だちとファミコンばかりしています。外で遊ぶところもなく、公園へ行ってもボールが使えないのでつまらない。「学校へ行って遊びなさい。」と言えるようになったら助かります。(保護者)
  • 地域のお年寄りからいろいろ教えてもらいたい、もっと発展させて知りたい、やってみたいと思っている児童もたくさんいると思うので、総合的な学習が土・日に自然とできるようになると良いと思います。(保護者)
  • 週休5日制になって、「自由に過ごせる時間が増える」ということで、良いと思います。両親が仕事を持っていて、子どもだけで過ごす家庭は何か考えないといけないと思います。でもそれが必要でない家庭(土・日は自由に家族で動きたい)もあることもわかって欲しいです。「学校の延長にするなら休みにしなくて良いんだ。」との意見同感です。休みの過ごし方はまず、家庭でよく話し合うことが大切だと思います。(保護者)
  • 子どもたちの教育に対して、少しでもお役に立ちたいと思っております。遊び相手、お話の相手に。(地域の方)
  • 具体的な話が聞けて、地域の一員として何ができるか、何を求めていくか等、大いに参考になりました。松前町の施策を聞いて、大変勉強になりました。進んだ取り組みに感服です。指導者の養成、ボランティアの発掘を早急に努めなければと、思います。(地域の方)
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教育懇話会のご案内文書

教育懇話会のご案内
 立春も過ぎ、少しずつ春の足音が感じられる頃となりました。先日の「たちばなキッズ☆フェスタ」では、たくさんの皆様に応援していただきましたこと、とても嬉しく感謝いたしております。はじけるような笑顔の子どもたちに囲まれ、胸いっぱいに喜びを感じながら、今後の新しいPTAのあり方を子どもたちからおとなへと教えられた一日でした。
さて、来年度から学校教育も大きく変わりますが、「いったい、何がどう変わるの?」「地域で子どもを育てるって?」「家庭ではどうすればいいの?」・・・そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 そこで、昨年に引き続いて教育懇話会を開催し、学校・家庭・地域、それぞれのお立場から子どもたちの教育をご一緒に考えていただければと思います。

1 日時   平成14年3月6日(水) 15:00〜16:40
2 場所   たちばな小学校 まんぷくルーム(北校舎1階)
3 内容   「学校が変わる 地域・家庭が変わる」
        ゲスト:升田須賀子氏  (松前町教育委員会)
        @ 提 言:今、教育に求められているもの
               家庭・地域社会において、配慮したいこと他
        A 質疑応答・フリートーキング
4 参加者  保護者 地域関係者(公民館・子ども会) 教職員
5 その他  ★託児  対象 2才〜小学校低学年(定員20名)
           担当 (財)21世紀職業財団 保育サポーター2名
           場所 北校舎1F なかよしルーム(保健室横)
                    14:50〜16:50
        児童は、14:40に下校します。

 皆様のご意見をもとに話し合います。学校教育について、土曜日・日曜日の過ごし方、学校・PTA・地域との連携について等、ご意見やご質問がありましたら、ご自由にお寄せください。
例)・心の教育、「総合的な学習」って何?
  ・学校行事・時間割はどう変わる?
  ・子どもの社会性って育つ?
  ・週5日制?家庭や地域での受け入れ方は?   …など
    (メールで受付けます。→メールメール


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