学校保健委員会 |
と き 平成26年11月28日(金) 15:10〜16:30
ところ 石井北小学校 体育館
講師 井上実穂先生 (四国がんセンター臨床心理士)
藤川初美先生 (NPO法人 おれんじの会)
参加人数 約100名
まず始めに校長先生より開会のあいさつがあり、そのあと、四国がんセンターのがん相談支援センターの井上実穂先生の講話が行われました。
続いて、NPO法人おれんじの会会員藤川初美先生の体験に基づく貴重なお話を聞くことができました。 参加者の皆さんは終始、真剣な表情で話を聞いていました。
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四国がんセンター井上実穂先生のお話
- がんとは?
自覚症状が無く進行している病気。
気付いた時には手遅れの事もあるので、普段からの検診が必要。
早期発見、早期解決。
昔より治療法も薬も進んでおり最近では5日で退院できる。
- がんになった親を持つ子どもたちは?
子どもたちは、自分が悪いのだと責める。
そして、不安になり、言動や行動に表れたりするので、身内、先生、友達のサポートが必要となる。
- 私たちにできること
子どもの習い事や部活の送り迎え、ちょっとした子どもの預かりが助かる。
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NPO法人おれんじの会の藤川初美先生のお話
51歳の時に人の勧めでがん検診を受けてがんが見つかり、現在は57歳で経過観察中。自分はタバコもお酒も不摂生もしていないので、がんにはならないと思っていた。
まさか自分ががん患者になるとは予想外で驚いて頭が真っ白になった。
昔のように現在は、がん=死ではない。
共に生き、敵を知ることが大切。
信頼できるスタッフのもと、生きるための最善の治療をする。
家族にも伝え、自分自身も病気を受け止め最善の治療をつくし、まだ死ねないと思い頑張っている。
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参加者の感想:
がんとは特別な病気ではなく、誰もがなりうるものだと感じました。
男性は2人に1人、女性は3人に1人が何かしらのがんを発症する恐れがあると聞き、まさか自分は大丈夫だと毎日を過ごしていますが、なったときの対処を色々考えるべきだと思いました。
子どもの心のケアも大切だし家族のあり方をもう1度考えさせられました
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