救命救急法講習会


 平成21年6月12日金曜日午前中、石井北小学校体育館において、水泳シーズンを前に子どもたちを水の事故から守るため消防署の救急隊の方2名を講師に招き、救命救急法講習会を開催しました。
 参加者は、人工呼吸だけでなく、AEDの使い方など、隊員の方の説明を受けた後、実際に実践しました。


 
     救急隊員の方から、市内の救急車の要請件数が19年度は四国で一番多かったので、救急車を適正に利用する一人一人の心掛けと協力が必要だという話を聞きました。
 その後、実際に救命救急により命が助かったという内容のビデオを見ました。                   


 隊員の方が人工呼吸の方法を人形を使って見せてくれました。
 参加者も頂いた資料を参考に、人形を使って実践しています。

傷病者発生→安全の確認→反応の確認→通報→気道確保
→心肺蘇生開始の判断→人工呼吸→胸骨圧迫
  
 


     


      最後にAEDの使い方を教えてもらいました。
 パッドの装着方法など、細かく教えていただき、参加者からの質問もあるなど、皆さん熱心にお話を聞いておられました。

※AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。操作も簡単で機器が音声により救助者に使用方法を指示し、除細動(電気ショック)が必要ない場合にはボタンを押しても通電されないなど安全に使用できるよう設計されています。



参加者の声


 今回で2回目の参加になりますが、とても分かりやすく説明してもらって、参加者の皆さんも興味津津で見たり聞いたりしていました。

 普段なかなかそういう場面に出くわす事はないけれど、とっさの時に今日教えてもらった事をしっかり頭に入れて、役に立てるようにしたいです。

 本当に人が倒れている時に、AEDを使えるか不安もありますが、音声ガイドにそってやれば、自分にもできそうなので、勉強になりました。

  


  前へ戻る